先ほどアメブロの方に投稿した記事を、もうちょっと詳しく書いていこうかと思います。
アメブロの記事はこちら。
レジン液について
S11aは作品を作り始めてから、レジン液をずっと使用しています。
レジン液には2液と呼ばれるエポキシレジンと、1液と呼ばれるUVレジンとの2つにおおまかに別れます。
S11aは基本的にUVレジンを使用しています。
最初はどれが自分にとって使いやすいかわからなかったので、いろいろなメーカーさんのレジンをたくさん試しました。
- ルスターグロス
ルスターグロスさんのレジン
ルスターグロスさんはコーティング剤も、現在も時折使用します。
ルスターグロスさんはグラム単価が安かったことと比較的粘度もちょうどよく、作品として盛ってぷっくりさせるのに適していました。
ただ気になっていたのはレジン特有の黄変とレジン臭。
ずっとリニューアルを続けていらっしゃるので、現段階では改善がみられるかもしれません。
数年前に買った残りを少しずつ使用しているため、ここ数年は新たに購入しておらず詳細なレビューがかけずごめんなさい。
ルスターグロスさんと併用して使うようになったのが、清原レジン。
- 清原レジン
清原レジンは臭いがそこまで臭くないこと、粘度もとてもよく盛るのにかなり適していたこと。
気泡の発生比率が少ないこと。
硬化後の表面がつるっとしていて仕上がりが良いこと。
上記が理由でとても長い期間使用していました。
ただ、やっぱり経年劣化ともいいますか、時間経過とともにレジン特有の黄変はわかりやすい形で表れてきました。
自分の作品はきれいな色彩が特徴なので、それがわからなくなってしまう…というのは少し致命的でした。
その後極力黄変を抑えた星の雫さんが出現し、そちらに切り替えてからずっと使っています。
- 星の雫
星の雫さんも、比較的清原レジンに状態が近く安定性があります。
清原レジンと比べて、黄変があまりきにならないレベルなのがありがたいUVレジンです。
いまのところ黄色くなる速度や色味がかなり抑えられていると思います。
ただ、使っていて時折気になったのが、ツノがはえること。
ツノが生えるとは、モールドで固めた時などにぴょこっと角が生えたように一部が尖って硬化することです。
なので、そういう時はルーターなどで削ったり、コーティング剤で上から潰すなどなんらかの処置が必要になります。
あと、気泡の発生が目立つときがあるのがちょっと気になります。
(エンボスヒーターでできる限りつぶしたのに、硬化後確認すると結構大きい気泡が確認できたりする)
ただ全体を通して使用感を考えると、そこまでデメリットを感じることがありません。
そんな理由から、ここ数年は星の雫さんを愛用しています。
コーティング剤について
モールドを使っていても、どうしてもきれいな形に硬化できなかったり、角が出てきてしまってどうしよう…という状態になる事もあると思います。
きれいに表面が固まらなくてざらざらしてしまったり。
ルーターで形を整えるのもひとつの解決法ですが、コーティング剤をつかうのももう一つの解決法です。
フタを開けると先端が筆のようになっていて、使いやすいコーティング剤。
コーティング剤もいろいろなところのものを使っていますが、最近使い続けているのはMYmamaさんのVEIL。
仕上がりの表面もツルっとしていて、扱いやすく愛用しています。
マット仕上がりタイプもあるので、作品の傾向によっては使い分けてもよいかもしれません。
氷のように凍った表現とかには、マット加工のコーティング剤は映えるなと思いました。
自分の作品は基本的に色彩を売りにしているので、艶の方を使うことがほとんどです。
ブログの方には星の雫さんのコーティング剤をまだ試していませんと書きましたが、先日購入してみました!
また感想をアップしてみたいと思っています!
とりあえず、使っているレジンはこんな感じでしょうか。
また気が付いた事など出てきたら、ブログ書いてみますね!
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