
2024年~2025年にかけて、自分自身のいろいろなものが変化していきました。
食生活もガラッと変わったし、外側に求めていた結果を内側に求めるようになりました。
自分自身の状態を知るツールとして、瞑想はとても有効です。
ここでは瞑想の仕方と、瞑想が自分の精神に及ぼす効果について説明したいと思います。
今この瞬間の自分の状態を把握できる
自分の精神状態がバランスを崩しているとき、5分間の瞑想ができません。
バランスを崩していると、目をつむって自分自身に集中することができないからです。
自分自身に集中することは、エネルギーを使います。
バランスを崩していると瞑想に使うそのエネルギーが枯渇しているので、エネルギー補給が最優先事項となり瞑想をしていても雑念に囚われてしまったり眠ってしまったりします。
瞑想とはなんであるかを自分の言葉で表すなら、
今この瞬間の自分のありのままをそのまま”観測”することです。
私たちの頭の中は日々いろいろなことを考えており、思考(マインド)そしてエゴ(自我)の声が渦巻いています。
マインドもエゴも自分を知るためにはとても必要なものです。
けれど、それらに自分自身が取り込まれて同化しているとき、マインドもエゴも時に自分自身を傷つけるためだけに作用し本来の役割を果たすことができません。
自分の考えやエゴは、他者との比較で自分自身がどう在るべきかを指示してくれる指針となります。
あなたが何を望み何を必要としているのかを教えてくれるには、最適なツールです。
瞑想によってそれらをただ観測することで、あなた自身と一体化しているそのマインドやエゴを分離してそれらもただそこにある存在そのものとしてとらえられるようになります。
それらがただ、あなたの中にあるだけ。
それがあなた自身そのものでもなければ、その声によってあなたが傷つく必要など全くないということが理解できるようになると、自分そのものを傷つけてくる存在が薄れてきます。
瞑想とはあなたの中にうまれてくる幾千もの声を、ただ聞こえてくる存在として観測することなのです。
あなた自身と深く繋がる
瞑想によってあなたがあなたの内側をただ観測するとき、自分の内側の状態を知ることになります。
その時のあなたがどんな状態なのか、あなたはあなたの事を少しずつでも知っていくでしょう。
この世界を”あなたがあなたとして生きるため”に、私たちは今地球の上に存在しています。
全ての人が均一化してだれかの作った基準が全て正しいのであれば、あなたという個体は存在しなくてもいいということになります。
そうではありません。
この世界はあなた自身が創造しています。
あなたが何に対して心地よさを感じ、何に対して好意を寄せて、何に対して嫌悪感を示すのか、それはあなたがあなたの事をきちんと把握してわかってあげること以外に他なりません。
あなた以外に詳細にわかってくれる人物は、この世界のどこにも存在しえないのです。
“足りない”から“満ちている”へ──感謝が導く心の変容
エイブラハムが説く感情の22段階という、感情には表層があり22段階に分かれて現状把握できるというものがあります。
🌈 感情の22段階一覧(上位ほど高波動)
- 喜び・知恵・自由・愛・感謝
- 情熱
- 熱意・幸福
- 肯定的な期待・信頼
- 楽観
- 希望
- 満足
- 退屈
- 不満
- 失望
- 疑い
- 心配
- 非難
- 落胆
- 復讐心
- 憎しみ・激怒
- 嫉妬
- 不安・罪悪感・自己否定
- 無力感
- 絶望
- 悲しみ・無価値感・無力感
🪜 活用方法:感情のスケールを登るステップ
- ステップ1:今の感情を認識する
感情日記や内省を通じて、現在地を把握します。 - ステップ2:一段ずつ波動を上げる
いきなり「喜び」を目指すのではなく、今いる段階から1つ上の感情を目指すのがコツです。
例:怒り(15位)→落胆(14位)→不満(9位)→希望(6位) - ステップ3:高波動をキープする習慣
感謝リスト、瞑想、自然とのふれあい、アファメーションなどが効果的です。
7から上が理想の状態、8から下が不足の状態と呼ばれています。
なるべく7以上の状態をキープしていることが望ましいですが、日々いろんなことが起こる中で私たちの感情はあらゆる方向に移動していきます。
🌟 このスケールの意義
- 感情は敵ではなく、心のナビゲーション
自分の感情を否定せず、今いる場所を知り、少しずつ上がることで、現実も変化していきます。 - 波動が高いほど、望む現実を引き寄せやすくなる
引き寄せの法則と連動し、感情の調整が人生の質に直結します。
以下の感情は、欠落や欠損、足りないという感情とリンクしています。
不足感や欠乏感は、満たされない思いととても強く繋がっています。
私たちが望む出来事が起こったとき、幸せだと感じるとき、それは多幸感に満ちた状態であると認識することができます。
いうなれば、幸せとはあなたの感情が幸せに満ちあふれた状態であると言い換えることもできます。
あなたがすでに望むものに満たされているならば、どんなことが起こっても悲観的になるのではなく必ず解決法があると信じられることができます。
欠乏感からもたらされるのは自己に対する悲観的な感情や状況把握。
あなたが常に満たされている状態なら、起こった出来事は全て自分が引き起こしていること、原因があるから結果がある因果の法則も理解できるはずです。
全て自分の中にあるからこそ、現実の出来事として投影されているのですから。
現実に起こる出来事も、周りで起こって耳に入ってくることも、自分の捉え方一つで結果が変わってきます。
潜在意識と直結している

潜在意識にある程度蓄積した感情が、あなたの周りに現象となって現れます。
ということは、あなたの周りで起こる出来事は、あなたの中に感情として蓄積していったかけらたちがある程度ストックされた末に起こった事になります。
それは無意識状態であればあるほど、蓄積していることに気が付かずに現象化していくことになります。
潜在意識の特性で、気が付いた事はそれ以上拡大化しない作用があります。
望む物事を引き寄せるには、あなたが望まない現象にも気が付きしっかり認識しなければなりません。
あなたが何に心地いいと感じ、何を不快とするかをしっかり自分の中に指標をもっていないといけません。
それが、あなたがあなたの感情に責任を持つということです。
瞑想を習慣化し、あなたがあなたの中の感情をただ観測するという日常を過ごしたとき、感情にふりまわされることなくあなたの中の感情をただ認識するということが癖付けられていきます。
そうなると、自然に今不測の状態があなたの目の前にふりかかってきても、その時起こった感情を観測している自分に気が付くはずです。
これが感情の同一化から外れるという現象です。
全て、この世界は私がつくっていると認識し、あなたがあなたの世界の創造主だと確信したとき、あなたがあなたである理由が見えてくると思います。
この世界は、あなたの在り方が全てなのだと。
習慣化すればメンテナンスとして作用する
今、私は瞑想を朝起きてすぐと寝る前に必ず行っています。
瞑想を行うことで、その時の自分の精神状態や体の状態を正確に把握できるようになります。
正確に自分の状態が把握できれば、今この状態が見過ごせるのかそうでないのかの判断も瞬時につくことができます。
自分の中のイレギュラー要因に気が付いたり、メンテナンスが必要だと感じられれば、自分にとって何をしたらいいのかも理解できるでしょう。
あなたがあなたの感情や精神状態をしっかりと把握し、的確に状況を判断できれば、どう行動したらいいのかも見えてくるはずです。
毎日の小さな習慣の積み重ねが、あなた自身の生活を人生を変えていきます。
昨年末から玄関と玄関フロアを毎日掃除しているのですが、床拭きを行っているフローリングが、艶を放ってピカピカになってきました。
研磨を重ねた宝石が光を帯びて輝くのも、小さな研磨の力で磨きをかけていったからこそ。
3次元は習得するのに”ある程度の時間”を必要とします。
日々の小さな積み重ねが、いずれあなた自身の変容に繋がっていきます。
どうか、この世界でたった一人しかいないあなた自身を、あなた自身がまず認めて自由にしてあげてください。
あなた自身に価値があって、いまこうしてこの世界で生活して生きていることこそがとても素晴らしいことだと認識してください。
あなたの人生を満たすのは、あなた自身の手によってでしか叶えることができないのです。


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