野外イベント参加のときに必要なグッズ
今だからこそ、野外のイベントに参加する際に特に困ったこともなく時間を過ごせるようになりましたが、始めた当初は何を揃えたらよいかわからず迷ったこともありました。
完全に自分のおすすめになってはしまいますが、ハンドメイド作家さんが野外イベントに参加する際に必要なものをまとめてみたいと思います。
というより、自分自身がイベントに参加していくうえで、これは必要だなと思ったものをまとめてみたいと思います。
タープテント
最初はホームセンターで売っていた、ワンタッチタープを購入しました。
ワンタッチとは、その名の通りテントの骨組みの中央をワンタッチするだけで、比較的簡単にテントを組める形のタープテントです。
こういうタイプのものです。
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このタイプのタープテントは、ホームセンターやスポーツ用品店などのアウトドアスペースで見かけることが多いタープテントです。
比較的弱い力でも簡単にテントを広げることができるため、女性や力の弱めの方でも楽な形で設置することができます。
ですがここで注意する点があります。
- テント上部に風抜けがあるか
- アルミ素材か、スチール素材かで強度が変わってくる
- 足の下の付け根部分の溶接部分をチェックする
まず、テント上部に風抜けがあるかということですが、これについて説明していきますね。
野外のイベントでは天候に左右されます。
もちろん屋内ではないので当たり前のことなのですが、立地的にビル街の中だったり、臨海部など風の影響を受けやすいイベント場所の場合、意外と下から巻き上げる風にあたることが多かったりします。
風抜けというのは、テント上部に切り込みがはいっていて、風の抜ける穴のようなものが開いている場所のことです。
この風抜けが開いていないテントだと、下から巻き上げる風にあたった際、船の帆のように風をそのまま受ける形となり、テントを支える重石が軽かった場合にはテントが持ち上がってしまう可能性があります。
風速4mを超えるような強風の天気での出店の場合、かなりテントが持ち上がったり骨組みが揺れたりします。
最近ではイベント出展中に風による影響でテントが壊れ、その破片でけがをして賠償沙汰になったという話もちらほら聞きます。
リスクをさける1つの手段としても、風抜けのあるテントを選ぶとよいと思います。
骨組みの素材がアルミかスチールか
タープテントの骨組みの素材は、大きく2種類に分けられます。
①比較的軽量化されたアルミ素材のタープテント
②しっかりとした素材で重量感もあるスチール素材
アルミ素材のタープテント
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スチール素材のタープテント
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アルミ素材のタープは軽いので持ち運びに便利ではあるのですが、強度がいまいち欠ける…といった難点があります。
最近ではアルミでも強化されたものが出てきており、すべてのアルミ素材のタープが弱いというわけではありません。
ですが、長く使用することや野外で天候に左右されたときの強度のことを考えながら、どちらがいいか結論を出すとよいと思います。
スチール素材のタープは、しっかりした骨組みをしていますが、やはり重いです。しっかりしている分重量がありますので、組み立ての際には一人だと難しいこともあると思います。
周りに協力してくれる出展者さんや主催者さんがいればよいのですが…
ただ、骨組みなど重量もありしっかりしたつくりになっているので、強い風の中でも安心感のある佇まい(笑)をしています。
タープテントの脚に添えるウェイト
タープテントを買いそろえたはいいものの、野外に出ると風が吹くため、タープテントを止めておくためにペグ打ちがウェイトが必要になります。
ペグというのは、くぎを少し太くかなり長くした形状のもので、こういうかんじのものです。
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イベント会場が土など、ペグが打てる状態の土地ならよいのですが、アスファルトやコンクリートなどで固められている場所だとペグを打つことができません。
その代わりに必要になるのがタープテント用のウェイトです。
大まかに3種類に分けられます。
①円形の持ち手がついているもの
②水を入れるタイプのもの
③ホームセンターに売っている、ねじのついたコンクリート状のもの
個人的なおすすめは、①円形の持ち手がついているもの です。
やはり持ち運びしやすいというのと、設置しやすいという利点があります。
こういうタイプのものですね。
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置くだけおいても大丈夫なのですが、ひもで括るなどすればより安全にイベント時間を過ごすことができます。
②水を入れるタイプのもの
こちらはマジックテープが付いているものが多く、テントの脚に直接つけることができるます。
ただ重石が水を入れて使用するタイプのものとなっているので、イベントの度に水を入れたり出したりを繰り返さなければならない…という点もあります。
ただ、水を捨てれば軽くなるので、帰宅の際は軽くすることができます。
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③ホームセンターに売っている、ねじのついたコンクリート状のもの
一番手がるに入手でき、なおかつ安価で手に入るウェイトになります。
またテントのつくりによっては、足の下部についている穴にねじを通して、ウェイトそのものをねじでジョイントすることもできます。
その場合はひもで括りつける必要もないため、またテントそのものに重量がかかることになり、比較的風の心配はなるなる可能性があります。
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タープテント用サイドシート
コロナ禍の現在(2021年)お隣さんとの仕切は少し意識したいところです。
コロナでなくても、野外のイベントに出展する時には、快晴の天気の時には太陽の直射日光が気になるところです。
太陽光を遮るという意味でも、お隣さんとの仕切をつくるという意味でも、タープテントに着けられるサイドシートは意外と必需品だなと思いました。
個人的に好きなFIELDOORさんのメーカーは、テントにファスナーで直接屋根部分とジョイントできるテント専用のサイドシートがあります。
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特に半分や全面が透明のフィルム状になっているものは、内部で何が行われているか遠目にもわかりやすいのでおすすめです。
もちろん完全に日光を遮りたい!という場合は、屋根の色と同じサイドシートもあるので(UVカット加工されているシートもあります)そちらをお勧めします。
風が強い場所だとあらかじめ想定される場所は、全面シートでなく1mくらいの長さの半分のサイズのシートもありますので、使い分けできるならするとよいかもしれません。
折り畳み用アルミ机
テントに必要な備品から書いてしまいましたが、まずはアルミ机が最初に揃えるべき必要品かもしれませんね。
ディスプレイ用の什器を持っている…という方もいるかもしれませんので、そういう方はここは飛ばしていただいていいかもしれません。
作品を載せるための机が必要になります。
色々と試しましたが、アルミの折り畳み机が軽くてそこそこの耐性もあり、持ち運びしやすいということで長く使用しています。
こんな形の机です。
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アルミ机もいろいろなメーカーのものがでていますが、アウトドアメーカーでそこそこ名の知れたショップのものの方が耐久性があるなと実感しています。
重さや好みもあると思いますので、自分がいいなと思うサイズで検索をかけて探してみたり、
アウトドアシーズンが終わりを迎える10月頃にスポーツショップに向かうと、お手頃な価格で購入することができます。
実物を見て判断したいときは、スポーツショップ等にうかがってみるとよいと思います。
あとがき
現時点(2021年7月2日)で、これは必要かなと思うものを書き出してみました。
野外イベントの主催者さまによっては、レンタルできる備品もあったりしますので、最初から買い揃えなくてもレンタルから出発して必要になったら揃える…という事もできたりします。
これだけはあった方がいいかも…という備品を、個人的な判断ですが記させてもらいました。
これから出展を始める人や、今している方でもこんなものがあったんだ~という何かにお役立ちできれば幸いです。
また思い出し次第、追記していきたいと思います。
ひとまずここまでで今回は終わりたいと思います。
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